波の上にただただよう(其の二)

(画像引用元:https://www.arban-mag.com/article/11357)


ギターのホシカです。

僕が敬愛するギタリストの一人にPat Methenyという人がいます。

歌っているようにギターを弾くジャズギタリストで、メロディもさることながら、和音の積み方も繊細で哀愁漂っていて、だけど挑戦的で(うまく表現できなくてもどかしい)、一瞬で「あ、メセニーだ」とわかるオリジナリティを持っている人です。

最近は時間があるときに一作一作丁寧に聴いてたりするんですけど、つくづくいいなーと思って。

Youtubeの動画で個人的に好きなやつを何作か紹介しますね。


- Bright Size Life -

彼が20代前半に書いた最初の代表作となる曲です。CD版では故ジャコ・パストリアスがベーシストとして演奏しています。この動画はイントロの浮遊感と、中盤のリチャード・ボナによるベースソロが最高だなと思います。どうやったら音楽でこんなに自由になれるんだろう。。。


- James -

https://www.youtube.com/watch?v=c-LnbU9Ns5U

オリジナルのCDやライブでもギタートリオで演奏する印象が強い曲ですが、これはサックス奏者のマイケル・ブレッカーとの共演です。

途中のパットのギターソロは神がかっています。テーマのメロディはペンタトニックを基調として懐かしさが漂うこの曲なのですが、ソロでは一転してクロマチックとアッパーストラクチャーの鬼アプローチで場を盛り上げて行きます。


- Last Train Home -

https://www.youtube.com/watch?v=1g6nPYyIS_I

この曲はエレクトリックシタールを駆使したとにかくダサかっこいい曲という一言に尽きます。僕が生まれるより前に生まれた作品ですが、この時代の空気感やサウンドの流行りとかも含めたミュージシャンの考え方とか、そういったものを少し体感できたような気分になれる素敵な作品です。ちなみに僕はこの動画を初めて見たとき、小さいときに行ったスペースワールドのブラックホールスクランブルというアトラクションを思い出しました笑。わかる人には伝わるんじゃないかなー

せっかくなんで、ライブ版も載せときますね。

https://www.youtube.com/watch?v=9Z4CKwh5VPQ


- Improvisation #2 -

https://www.youtube.com/watch?v=6dzxlr9LPDY

彼の代表作の一つとして、コンピュータ制御を駆使したワンマン演奏スタイルを追求した「Orchestrion」という作品があるのですが、その中の一曲です。

多分タイトルは「即興その2」って感じの名前なので、深い意味はないと思うのですが、すごくチャレンジングな演奏で、見ていてこの曲がどう発展していくのかが気になって目が離せないです。かなりミニマルミュージック寄りの曲の構成で、こういうルーツもあったのかとただただ驚くばかりです。


- All The Things You Are -

https://www.youtube.com/watch?v=wuaD9yG4Fdw

故ジム・ホールとジャズスタンダード曲を共演している映像です。彼自身、ジムの影響を強く受けていると公言していて、デュオのCDも発表されています。これがまた素晴らしい作品なのです。。。


- Cinema Paradiso -

https://www.youtube.com/watch?v=qEwXcgwzIYE

ベーシストの故チャーリー・ヘイデンとのデュオ演奏です。映画ニューシネマパラダイスのテーマ曲でエンニオ・モリコーネの作曲も本当に素晴らしいですが、この演奏もそれに恥じないアレンジと内容だと思います。パットの息遣いや、細かな演奏のタッチまで聞こえてくる録音も推しポイントの一つです。


2016年にベーシストのCristian McBrideとの来日公演以来、日本での来日公演はないみたいですが、次回あればぜひ聴きに行きたいです。

じゃあ、そんな感じで来週は玄也くん、おなしゃす!

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