Just My Imagination:2(先日リリース!シングル『HEARTBEAT』表題曲についての云々)

こんばんは、広報担当のケンヤです。

1週間ほど前になりますが、メンバー総出で、自分たちのやっている曲のイメージを再認識するために とある街へ来ていました。

宵闇と街明かりのコントラスト

冷たくも見えるビル郡も、人間が汗水流して作ったものだと考えると、ちょっとの温かみも感じられるだろうか。


実は今回リリースした『Heartbeat』、その収録曲2曲には共通のストーリーがあります。この盤にもコンセプト作品たらしめる所以があるのです。

今回は、表題曲である『Heartbeat』についての小話をしていこうと思います。

(あまり語りすぎると曲を聴いた時に面白くない可能性があるので、本当に興味ある人だけ覗いてください)


・曲想、サウンドプロダクション

まず『Heartbeat』という楽曲は…かなり前、それもCOMPUTERKIDSというバンドを組むこと、そもそも東京という地に降り立つことなど微塵も考えもしなかった22歳の夏に今の形とほとんど近いくらいの原型が出来上がっていました。当時組んでいたThe_Strawsというバンドでは、数回ライヴのセットには組んだこともあります。

当時僕は2018年5月現在現役で使っているGarageBandやその他DTMソフトなど使わずスタジオで弾き語りしてからメンバーのセッションで作るという形式をとっていたので、

時間は掛かりながらもそもそもの形は出来上がっていました。

しかし、当時スリーピースバンドだったこともあって今のような豪快なギターアンサンブルの発想はまだなく(2016年ごろには4ピース用アレンジが完成しました)シンプルなものでした。

間奏もなかったです。3分以内で終わります。ぇ…

2015年の制作当初は僕のなかでポストパンクムーブメントが起こっていたのでアズテックカメラみたいなインディ風味の強いものだったと記憶しています。


今のバージョンは沢山の人に聞いてもらうことと、縦ノリ横ノリどちらでも乗ってもらえるように、The Beatlesの『Please Please Me』のリズムパターンと展開を取り入れてみました。

スネアが2打入るとことか。

あとはAメロの刻みをフロアタムにして、サビに向かって一気に駆け上がっていく流れにしています。

詞も途中ある通りの”混沌”や”辛い毎日”から駆け足で抜け出していくような表現になっているので、それに合わせて疾走感を出していくイメージです。


・風景(シティスケープ)との親和

僕が楽曲を作る上で最も重要視しているのが、風景描写です。

かつてのバンドで海をイメージして書いた曲があったのですがそれもタイトルと風景描写と詞観を数珠繋ぎにしてひとつの作品にしています。

自分の性格上、街並みや風景に気持ちを委ねることがあるので、家の中にいるだけでは曲ができません(笑)


今回『Heartbeat』では、地元から東京に出て間もないタイミングでの生活苦やプライベートでの心理的圧迫、

それでも自分は音楽を諦めたくないという意志のすべてを、「街並みとその下に立つ自分自身に委ねる」ことで表現しているつもりです。


高いビルがあり、その下には自分がいる。無力かもしれないけど根を張って生きるしかないんだという思いがあって。

こんなでっかい建物の下にいてこのまま何となく過ごすままの毎日では勿体無いよね、陽の光浴びようよ~(小並感)みたいな。

そうは言ってもビルの下にも沢山の人が生きていて、それぞれでっかくなるために頑張ってるんだと思えば、自分にも何か還元して、奮い立たせたいなと。

いろんな気持ちが錯綜してはいますが、とにかく街と自分との対比の中で生まれたのは間違いありません。


このシングルをリリースする上でとにかくこの曲にこだわりまくってたのはそういった経緯もあってのことなのですが、


ただ、詞からは自分のもっているバックグラウンドや本当に伝えたい意味合いを直喩として引用できない形になっているため(意図的に)、聴き手はどう解釈するかは僕には全くわかりません。

身も蓋もない話ですが、ぶっちゃけ僕が上で語っている内容無視して聴いて欲しいです(笑)

僕が目指すべき詞のあり方が聴き手の背景や文脈によって意味を持つものだと思っているので

とにかく自由に聴いてくれると嬉しいです。


でもこれだけは言えるのは

今の街が、3年間止まったままのこの曲に水を与えたからこそ、華々しい煌びやかな音像が出来上がったのだということです。

そんな曲が今も一つ一つと形になってきているので、また皆様にもお届けします。次回のこのコーナーでは、今回カップリング収録した楽曲についての小話をしていきます。

またしばらく。

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